こころドンマイDon't mind
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小さきものの命感想の本箱
 最期を看取ることができた時、悲しみの中にも安堵感があります。
先日、TVで救急動物病院での1コマを見ました。
2、3日どこかで放浪していた猫が呼吸停止の状態で運ばれてきました。
ドクター始め、スタッフの2時間以上に及ぶ懸命な救命処置が繰り広げら
れています。
私にとって、他人事ではありません。感情移入どっぷりです。
奇跡がおきました。
体温低下の著しい猫をお湯につけて体を撫でてやっている時です。
目を開け、ギャーと泣いて、もがきだしたのです。
冷静に考えれば、苦しんでいただけだったのかもしれません。
たのですから、飼い主としては、奈落の底から引きずりあげてもらった
ような気分です。
先生が、飼い主さんに言いました。 名前を呼んであげてください。
ティナ ティナ  飼い主さんも必死です。
が、結局 猫は死んでしまいます。
猫テンパーでした。
先生たちはほんとうに良くしてくださったと、飼い主さんは心から感謝
の気持ちを現しました。
この飼い主さんは、ペットロスからの立ち直りもはやいと思います。
ドクターは猫を治療すると同時に、飼い主さんの心のケアもしていたのです。
アメリカに留学経験のあるドクターということでしたので、きっとペットロスに
関してのケアを学ばれた先生なのでしょう。
猫にとっては、苦痛でしかなかったのではないか?
人間の満足感のためだけにしたのではないか?
それについては、この場では問題にしません。
人の場合も同じですが、きちんとインフォームドコンセントがなされて
いたか。最善を尽くしてくれたか。ドクターと、クライアントの信頼関係
は、その後に強く影響すると言われています。
しかし、 私は、私が一番のホームドクターにならなければいけない
と考えています。
また、あまり動物に依存し過ぎると失ったときのショックが大きいので、
溺愛しないようにという指南書も出ています。
が、わたしはこれはどうにもならないことだと思います。
愛情をセーブするなんてことできますか?
あなたなりに愛情をそそいで、精一杯しあわせにしてあげて欲しい
と思います。
 そして、失ったときも、悲しみを封じ込めないで、気が済むまで
悲しんでください。
私の毎日は、亡くなった動物たちにお線香をあげることに始まり、
そして終わります。
これをしないと始まりも終わりもありません。
私の大切な日課です。                   1992/12/30 記
妹であり、弟であり、友人、恋人、母親、父親、姉、兄でもあった彼ら。思い出さない日がないくらいいつも心に生きている。ペットロスに関する本